少し距離が縮まったかも・・・EOS7D
9月に購入したEOS7D、週末のミニバスケットボールを追いかけて約100日、撮影枚数は4万枚を越えて年内には5万枚に到達しそうな勢いだ。
ここまで高感度から暗さに強く、ゾーンAFが被写体をよりがっちりとつかんでくれるありがたさを味わってきたが、心のどこかにまだ振り回されているというか、どこか言うことを聞いてもらっていない感じがうっすらあった。
なんというかカメラなりに撮らされているっていうのか、いい画が来るか来ないか、そのロジックが自分で意図しないで決まってしまう感じというのか・・・(上手く言えないなあ・・・)
昨日もまたミニバスケットボールの大会に撮影に行ったのだが、思った以上に光線がいい。片側の暗幕が降りているのに明るさは十分だ。
そこで今までの設定を思い切って変えてみることにした。
本のアドバイスからAFの設定を「距離連続性優先」から「距離中心性優先」にへ、そしてさらに「被写体追従敏感度」を「やや鈍感」から「敏感」へ。重ねてレリーズの設定を1枚目「ピント優先」から「レリーズ優先」2枚目以降の設定は「被写体追従優先」から「撮影速度優先」へ大胆に変更した。
簡単にいえば今までは一枚目はピントがきっちり合うまでシャッターが降りるのを待ち、2枚目以降も被写体を追従してピントを合わせてシャッターが切れる、つまりピント優先の設定だった。これは少しでも歩留まりを良くしたいという思いだ
しかし欠点もある、それはシャッターのレスポンスが悪くなる。それはそうだ、ピントがあったと確認してシャッターを落とすのだから。その結果数分の一、数十分の一のタイムラグが場合によっては生じる。
自分の切りたいところでシャッターが降りず、気持ち遅れる。
どうもその辺のアウンの感覚が、言うことを聞いてくれていない、そう感じる原因かもしれないと思い、思い切って今までと設定を変えたのだ。
で結果はどうだ・・・これがイイ!
自分の指の延長線上にカメラがあるように一体感がある。
気にした歩留まりは全然悪くない、まあ今回は明るかったからとういこともあるのだけれど・・・
つまり明るさによってAFとシャッターの設定も変えていった方がいいというのが今回つかんだ歩み寄りだ。
すごく楽しい撮影だった、
考えて撮影する楽しみ、一瞬を切り取れたときの喜び・・・EOS7Dでミニバス撮影、とっても充実しています。
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コメント
たにたにさん、はじめまして、ひでぼうと申します。
私も娘のミニバスと息子の中学バスケットを趣味で写真撮影をしております。
EOS Kiss X4で撮影しておりましたが、高速連写等にストレスを感じ、
CANON 7DかNIKON D7000で悩みましたが、最後は好みで中学から好きなCANONにしました。
昨日7Dが到着し、いじり倒している中、たにたにさんのHPに辿り着き、フムフムと頷きながら
設定の参考にさせていただいております。(大変参考になります)
そこでですが、上記コメントに『本のアドバイスからAFの設定を・・・』と
記載ありますが、どのような本なのかご教示いただけますと幸いに存じます。
宜しく御願いいたします。
又、今後バスケ撮影についてアドバイス頂戴する事があると思いますが、
その時は宜しく御願いいたします。
投稿: ひでぼう | 2011.03.12 09:21
ひでぼう様
コメントありがとうございます
本ですが下記が参考になりました
「キヤノンEOS7Dスーパーブック実践活用編 (Gakken Camera Mook) 」
投稿: たにたに | 2011.03.12 11:04