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2007.08.24

中華航空機炎上について

那覇空港で着陸スポットイン後に炎上した中華航空のB737-800が炎上した事故について今朝のニュースでタンクにボルトが刺さっていたと発表があった。
僕は最初にこのニュースを聞いたときにエンジンと燃料タンクを繋ぐ燃料配管の締め忘れかクラックではないかと疑った。最新型で就航後5年しか経っていない-800では後者は考えにくいと思っていたので整備ミスが起因ではないかと自分なりに予想を立てた。

ところが前縁スラットのボルト脱落、タンクに刺さるという予想外の原因だという
以外と早い原因究明だと感じる。該当するライトエンジン周りがあまり燃えず残っているのが特定できた原因なのだろう。
エンジンのカウルはあまり燃えていない、燃料が流れたのが主翼前縁なのになんだか腑に落ちないところはあるんだけれど。もし漏れた場所が燃えて飴のように溶けてしまっていたら原因はわからなかったかもしれない。
ボルトが抜けることは考えていなかったとニュースで言っていたが、そうではないと思う。昔からボルトを針金で固定したり最近はゆるまないボルトの供給だって多くある。
設計者はボルトが緩むかもしれないものとどこかで必ず考えているはずだ。
今回の燃料タンクは主翼に納められているジュラルミンのタンクだ、軍用と違って穴が空いたら自動で塞ぐようには考えられていない。生き残り性よりも経済性が重視されるのはコスト競争が激しい航空業界ではもはや揺るぎのない流れだからだ。

今回の事故を教訓に何が変わるか?
僕は残念ながら根本的な構造の修正は行われずこの事故特定の物とされると予想する。
何かが刺さっても燃料が漏れないタンクを作ることは工業的には可能で第二次世界大戦当時でもアメリカではどんどん採用されていた技術だ、もしこれを民間機に採用するなら重量は増え搭載燃料が減るため運賃に影響する。ただだれかが必要な安全性のガイドラインを見直す必要がないのか?ユーザーは何を基準に航空会社を選ぶのか?いまいちど考える必要があると思う

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