ホスピスの番組を見て
子供を寝かし付けて早く布団に入った
目が覚めたら午前三時
テレビがつけっぱなしだった
番組は余命宣告された患者が自宅で家族と過ごし、最期を迎えるホスピスの話だった
遅くなってもうけた10歳の娘を残し覚悟を決めて病気と正面から向かい合っている姿を見て、そして自分と重ねて心を打たれずにはいられなかった
いまの自分は生きる毎日をありがたみなしに、ただまんぜんと生きている
いま出来ることは何か…
涙を流しながら深夜に真剣に考えた
テレビなんぞに影響されてなるもんか、口癖のように「テレビ、テレビ(どうせやらせだよ)」って言っていたんだが、いい番組だった
ただ深夜枠でしか放映出来ないのが、いまの視聴者の要求なんだろ
襟を正した気持ちの朝だ
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