息子の5回目の命日
今日は息子の命日だ
ちょうど5年前の今日、彼は亡くなってしまったことになる
5年を改めて振り返ると、とても長く感じる
まだそれしか経ってないの?という気持ちだ
長く辛い5年という歳月が過ぎていた
桜が散った後、花びらの散った道を涙を流し下ばかり向いてしか歩けなかった季節になっている。外は春めいてきて、楽しげな世間からぽっつり取り残された気がしていた。
同じ時期を迎えて、あらためて息子を想う
大切な息子と過ごした時間を思い出そうとする。
楽しく輝いていた18ヶ月の思い出の引出
堅くならないようにしょっちゅう開けてやらなければ…
そう思う一方で、もう引き出しが増えないんだなとやっぱり悲しくなる
悲しくなるのを承知で思い出す。思い出さずにはいられない
そんな気持ちのまま5年目の命日を過ごしている
暗くつまらない話を今年もしてしまった
思い起こせば去年もその前も同じようにしていたんだ
そして最後に、昼間に息子宛の花が遠方から届いたと妻からメールが来た
毎年おくってくださるWさんに心からありがとうをこの場でも言いたい
贈ってくださってありがとう
息子のことを覚えていてくださって、本当にありがとうございます
明日から又くだらないblogに戻します
今日は勘弁してください
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コメント
ブログ拝見させて頂きました。
季節というのは、当時の空気感も思い出させてくれますね。
楽しいことも悲しい事も・・・
増えない引き出しとは寂しいものです。
忘れない様にしましょうね。
明日からのブログ、いつものブログですね。
投稿: えるがた | 2006.04.17 23:30
えるがたさん、こちらに来て頂けるとは思っていませんでした
ありがとうございます
そうですね、忘れないようにすることが唯一彼にしてあげることだと思っています
ありがとうございます
投稿: たにたに | 2006.04.18 05:40