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2005.04.21

日本航空一連の報道について

先日の千歳のクリアランス前に滑走を始めてしまった事件は確かにひどいインシデントだったと思う
その後機体からの脱落部品の発覚、整備中に作業者が機体を損傷させてしまった事故、さらに離陸前に油圧ラインからの多量の作動油漏れ、まさにこれだけの間によくもまあという数の報道だ。
千歳のインシデントは本当に緊急度が高い重要な問題を提起していると思う。完全なヒューマンエラーだ、一番起こってはいけない事象ではないか。鉄道なら信号が赤なら人がいなくてもATSが作動して停止できるが、離陸を始めてしまった飛行機を止めるのはまさにパイロットの手動による操作しか残されていないから。

いままでは管制官とパイロットの信頼関係や熟練した相互意識で事故を防いできたのだが、これだけトラフィックが増えてきた現在、滑走路手前に信号機を設けたり(離陸許可が出ないと信号機が進入できない)、滑走開始地点に信号灯を設置しグリーンランプを確認しなければ離陸滑走を始められないような方策など検討したほうがいいのではないだろうか?
あるいは無線操作でコクピットに滑走許可の信号を送り、その信号がないと機械的もしくは電子的に離陸推力に入れられないなどのミス防止システムの開発などだ。

確かに現在の手法は長い歴史に支えられた一つの確立された管制方法だが、所詮無線という音声の伝達によるコミュニケーションだ。言い間違え、聞き間違え、取り違えなどの可能性を0にすることは出来ない。だから復唱したりダブルチェックをするのだが、異国でのイントネーションの違い、一度聞き逃してしまえばその信号は残っていないなど視覚的な信号に比べ劣っている部分もある。

たった一人のルールを乱すパイロットのおかげでこれだけの問題的をしなければならないのだが、航空管制の積極的な制御の時代に入ってもいいような気もする。
今回は視界の悪い中、管制官のとっさの判断で大事故は避けられた。その管制官に熟達した技量に最大の謝辞を送りたい気持ちだ。

しかし、これだけでは終わらない。今日のニュースでは日本航空グループの副操縦士(50歳)が17歳の少女を買春した容疑で逮捕され、余罪も疑われているという。なんという無様なニュースだ。前記のニュースよりある意味ひどい報道だ。
パイロットだって人間なのはわかる、でもやっていい事と、悪いことの判断は付かなかったのか?捕まったらどのような報道をされてしまうか予想できなかったのか?そのパイロットはそこまでわからない判断力しかなかったのか?
報道が全てを報じているとは限らない、もしかしたらえん罪かもしれないし、なにか騙されたようなことで報道されてしまっている可能性も無いこともない。しかし、この時期に事件になってしまったことについては日本航空にとっても本人にとっても最悪の事態になってしまった。
押収されたパソコンとデジタルカメラがニュースで公開されていた。PCはアップル製ではなかったので少しホットした

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