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2005.03.05

小児科で感謝した

下の二人の娘が熱を出した。急にぽんと熱が出た。
しばらく様子を見ていたけど熱の上がり方からインフルエンザを疑ってた。
3号(3女)は昼間のうちに小児科に行ってきて「風邪でしょうと」言われて薬をもらってきた
2号(次女)は元気だったのに晩ご飯を食べた頃から元気がなくなり、案の定夜中にぽんと発熱した。結局午前3時に夜間救急に連れて行くことにした。

初めてだが、以前知り合いを送って行った事がある24時間対応の小児科に行くことにした。

いままでは夜間は24時間対応の東戸塚にある「スマイル子供クリニック」に行っていた
しかし我が家からは少し遠く、私が不在の時、妻が車で行くには負担が大きいので、近いところを開拓しておこうと考えたからだ。

子を持つ親なら誰もが感じているだろう。小児科が少ないこと、深夜快く受け入れてもらえるところが少ないこと。
報道では小児科になり手がいないとも言っている。勤務がきつく責任が重く儲けが少ないからだと・・・
だから小児科で24時間対応してくれる所など本当に希だ。

ところが、行ってみて受付にたどり着いてみると、深夜は電話で予約をとってからというシステムだと言われてしまった。知らなかった・・・明らかに僕の調査不足だ・・・しかし困っていると、今回は初めてなので見てくれるとのことで待合室で待つことにした。
インフルエンザチェックをして待つことしばし、頭ぼさぼさのおじさんが出てきた。入院患者がトイレに行くのかなと思っていたら先生だった。
「すいません、貴重な睡眠時間を・・・」心で謝りながら受診を待つ

結果、インフルエンザチェックでは発熱から時間が経過していないので陽性とも陰性とも断定できなかった。
薬を処方してもらう段になって、風邪としてか、インフルエンザとしてかどちらの薬を処方するかの話になり、お医者さんはどちらの薬も出してくれるという。座薬解熱剤もだ・・・

やはり初めてのお医者さんで、いつも通過しなければいけない関所が来てしまった。僕たちは自分たちの考えている意図を話した。長男を亡くしたこと、解熱剤は使いたくない。理由はこうこう、こうだと。
いままでのお医者さんは「そうですか」と我々の意向をくんでくれていたが、今回の先生はそうではなかった。
解熱剤を使うことでウイルス性脳症や心筋炎を劇症化させるとは必ずしも結びつかないと断言し、いっこうに譲らないどころか、深夜にもかかわらず何度も何度も私たちが考えてきたことを聞きだし、自分の考えと他の医者の考えを説明してきた。深夜4時にだ、解熱剤の質問と講義はかなり長く続いた。

彼も早く床につきたいはずなのに、僕は早く切り上げようとしたが妻は食い下がった、お医者さんも食い下がった。
最初、僕らは彼の意見に拒絶反応を感じた、「そうではない」と、自分が調べたこととは違うと。しかしわかりやすい例をあげ、考えを論理的に丁寧に説明してくれる彼の目を見ていると、僕は自分の考えを変えてもいいのかなと思い始めてきた。

要約するとこうだ、「長男が亡くなったのは座薬を使ったことが引き金にはなっていない」。そう言ってくれていた。

搬送先の医者はアメリカの1論文をそのまま受け入れて我々に口にしたが、その論文は、論文としては間違っていると。自分はその論文の解釈がおかしいと思っている、そう信じて処方していると。
ありがたかった。もう長男がいた頃の生活にはもどらないが、心からありがたかった。

私たちだけのために4時前に起床した先生は、診察後にウイルス性脳症と解熱剤の影響についての医師会の意見書を素人の私たちに見せるために待合室まで戻ってきてくれた。さらに閉まっている薬局を開けて自ら調剤をして薬を持たせてくれた。処方した薬の効能書を持たせてくれた。こんなことは今まで一度としてなかった

僕たち家族は、長男が亡くなってから医療に対して、疑問や自分たちの無知を感じてきた。そして少しずつ心を開いてもいいかなと思えるような医者を見つけるようにもがいてきた。

診療を終えて車に戻ると空が白々と明けてきた。体はぐったり疲れていたが、心は感謝の気持ちでいっぱいだった。
僕はセレナを走らせて自宅に向かいながら、本当にいい先生だと思った。
次女の熱は家に帰って下降線を描き始めた。

病院名は何か迷惑をかけるといけないので、ここでは書かないことにしますが聞いてください

ところが三女は翌日も熱がなかなか下がらない。
苦しそうな顔を見ると本当に代わってやりたくなる。

一日経過した昨夜は、二人とも症状がずいぶん落ち着いてきた

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コメント

いい出会いがあって良かったですね!
お子さんたちのご快復を祈ってます。

投稿: ひろぼう | 2005.03.05 22:42

おはようございます
私にも1歳になったばかりの子供がいますが
幸い夜間に病院に行くような事はまだありません。
そのときにならないと調べない所がいけないのですが
夜間診療可能な病院なんて知りません…
たにたにさんの記事を読んで早速会社でしらべよっ!
オィオィ(^^ゞ

投稿: だんでぇ@京ポン通勤バス中  | 2005.03.07 07:30

ひろぼうさん、だんでぇさん
いつもコメントありがとうさんです
おかげさまで二人ともずいぶん良くなってきました

だんでぇさんもチェックしといたほうが安心ですよ!

投稿: たにたに | 2005.03.07 22:57

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